三階建てでは一階奥の寝室の採光確保がいつも問題になりますが、このプランは先ほどの建物中央部にライトコートを設けるのではなく、建物中央部を少し張り出して北側から採光をとった３階建ての間取りになります。 建物一階の主寝室には北側に書斎とウォークインクロゼットを設けていますが、少し書斎部分を凹ませて北側から主寝室の採光がとれるようにしいます。 書斎前に大きな開口を設ければこちらも明るい書斎になりますね。眺めがよくなるように庭としての工夫もしたいところです。 こちらも一階カーポートの間口は3ｍ強確保しました。玄関はコンパクトになってしまいますがクルマの出し入れや乗り降りを考えると（大きなセダンであればなおのこと）これくらいの間口があるといいでしょう。 二階は階段ホールと洗面・浴室といった水回り、キッチンが近接して家事をしやすい動線となっています。対面キッチンのついた１６帖のLDKも使いやすい大きさです。 このプランでは北側斜線がない地域を想定して三部屋としました。真中の部屋は通常であれば開口部が一つしかとれないのですが建物を適度に凸凹させることにより、真ん中の部屋も二面開口とすることが出来ました。